7 議 題
第 1 議案第39号 令和2年度甲府市一般会計補正予算(第16号)中
当委員会所管分
第1表 歳入歳出予算補正中
歳出 第4款2項
第2表 繰越明許費補正(追加)中
清掃総務費
2: 午後 1時59分 開 議
◯小沢(宏)
委員長 ただいまから
環境水道委員会を開きます。
先ほどの本会議において当委員会に付託されました案件は、お手元に配付いたしました議題のとおりであります。その順序に従って審査を行います。
なお、本日の常任委員会は、新型コロナウイルス感染症に配慮した委員会運営を行ってまいります。
この際、委員及び当局の皆様に申し上げます。
発言する際は、まず挙手の上「
委員長」と呼び、指名されてから、委員は着座のまま、当局の皆様は御起立して
発言されるようお願いいたします。
また、質疑及び答弁は簡潔・明瞭、重複を避け、効率的に審査等を行う中で、スムーズな委員会運営に御協力をお願いいたします。
なお、当局職員におかれましては、必要最小限の人員とし、極力係長の職員については自席に戻るよう御指示願います。
最初に、議案第39号 令和2年度甲府市一般会計補正予算(第16号)中当委員会所管分を議題といたします。
当局から提案理由の説明を求めます。
坂本
環境総
室長。
3:
◯坂本
環境総
室長 それでは、よろしくお願いいたします。
議案第39号 令和2年度甲府市一般会計補正予算(第16号)のうち、
環境部に関わります内容について御説明いたします。
今回の補正予算につきましては、新型コロナウイルス感染症に関する緊急対応策関連事業などに係る増額、並びに新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を最大限活用するため、関係事業費の減額及び財源更正を行うものであります。
初めに、歳出について御説明申し上げます。
議案目録(その3)354ページ、355ページをお開きください。
4款2項1目清掃総務費11節需用費につきましては、新型コロナウイルス感染症対策として、
環境センターへの来庁者及び
環境教育の出前講座等の際に使用する感染予防物品の購入費、並びに女性職員の増加に伴う女子更衣室の密状態を改善するため、
環境センター内へ女子更衣室を増設するための費用であります。
次に、4款2項2目塵芥収集費19節負担金補助及び交付金、4款2項5目資源回収費19節負担金補助及び交付金につきましては、一般廃棄物収集運搬業者等への新型コロナウイルス感染予防対策として、マスク等の防護具の購入費補助の執行見込みに伴う減額でございます。
次に、330ページ、331ページにお戻りいただきまして、第2表繰越明許費補正(追加)について御説明申し上げます。
4款2項清掃費の清掃総務費96万2,000円につきましては、先ほど御説明しました新型コロナウイルス感染症対策物品の購入、並びに女子更衣室の増設が年度内に完了が見込めないことから、繰越明許費に設定するものであります。
以上で説明を終わらせていただきます。御審査のほど、よろしくお願い申し上げます。
4:
◯小沢(宏)
委員長 以上で説明は終わりました。
これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
鈴木委員。
5:
◯鈴木委員 今、概略を御説明いただいたんですけれども、特に新型コロナウイルス感染症に対する事業系ごみや家庭系ごみを回収されている方に対して、防護服やマスク、消毒用アルコール液については貸与したほうがいいという形で執行していましたよね。本来でいけば、今年度の3月31日までに申請をして執行するものだから、本来の予算の使い方でいくと、その後、出納閉鎖になって決算になるわけですよね。それをなぜここで1回減額補正して、使わなかった分を戻さなければならないのか、異例のやり方だと私は思うんですけれども、なぜそういうやり方を今回取るか、説明をしてください。
6:
◯小沢(宏)
委員長 坂本
環境総
室長。
7:
◯坂本
環境総
室長 今回の減額補正につきましては、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を最大限活用しようということで、市役所内全体で予算を調整しまして執行見込み等を出し、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の財源をしっかり確保した上で、減額できるものは減額をしながら、残った財源を他の事業に充てるという考えのもと、減額補正をしたものであります。あわせて、財源の更正も行っているものでございます。
8:
◯小沢(宏)
委員長 鈴木委員。
9:
◯鈴木委員 御説明の中で、最大限活用するというお答えをされていましたけれども、もう少し詳しく聞きたいのが、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金については本年3月31日、年度末で未執行のものについては、その分はもう使えなくなり、国に返還する形になるので、取りあえずここで1回精算をして、余った分については違うものに使おうという考え方なんですか。もう少し期間などを詳しくお願いします。
10:
◯小沢(宏)
委員長 坂本
環境総
室長。
11:
◯坂本
環境総
室長 おっしゃるように、本年3月31日が令和2年度の交付金の対象の期間と聞いております。当初予算については、財政調整基金も組み込まれているということで、なるべくならば、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を使って、財政調整基金は取り崩さないほうがよろしいということが前提にあると聞いておりまして、そういったための今回の補正ということになっております。
以上です。
12:
◯小沢(宏)
委員長 鈴木委員。
13:
◯鈴木委員 総務委員会等に関わってしまうのでそこまでは聞きませんけれども、いずれ新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金がこのままだと未執行になる部分が多いので、その分について歳入歳出において組替えをするということですけれども、これ自体について、そういう手法は手続上できるんですか。
環境部の場合には、未執行の予算というのは38万7,000円余ぐらいなんですけれども、これについて減額補正して違うものに充てる、組替えをすると、財政調整基金のほうから繰り出しているものについても新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を充ててやりくりをすると、ここまでやるということは、かなりの額になるということなんですね。
14:
◯小沢(宏)
委員長 有野財政課長。
15:
◯有野財政課長 今の鈴木委員からの御質問ですけれども、今回、財源更正ということで、国の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金、こちらをフルで使い切ることで、財政調整基金は極力取崩しを行わないで確保していきたいという考え方が根底にあります。これまで様々な手を打って、同臨時交付金を活用してまいりましたが、事業が確定して、事業費も確定すると、どうしても差額が生じます。ここに今、同臨時交付金が財源として充たっています。例えば1,000万円の事業を組んで、500万円で終わったとすれば、その500万円分は不用額、つまり精算行為をして残ったお金です。その500万円に充たっていた同臨時交付金を、財政調整基金を財源として使っている事業に充てることで財政調整基金を使用しない。そうすると、財政調整基金の取崩しを行わなくて済むため、財政調整基金の残高を確保して、国の財政措置をフルに活用することができる、こういう手法を取らせていただいております。
16:
◯小沢(宏)
委員長 鈴木委員。
17:
◯鈴木委員 大枠は、分かりました。制度上は、1回、財政調整基金で支出項目をつくったものを補正するんだけれども、財政調整基金にそれが繰り入れられるということですか、それとも組替えをするということですか。どちらなんですか。
18:
◯小沢(宏)
委員長 有野財政課長。
19:
◯有野財政課長 財政調整基金は歳入科目になっています。財政調整基金繰入金という科目になっていますので、これを今回の補正予算で約7億6,600万円減額してます。ですから、財政調整基金からの繰入金はこれでなくなるんです。財政調整基金は決算の結果で取崩しを行いますので、1回、繰入金として予算は立てたんですけれども、これで財政調整基金の取崩しは行わなくて済むというような結果に持っていくということでございます。
20:
◯小沢(宏)
委員長 鈴木委員。
21:
◯鈴木委員 なるほど。それでこの表がよく分かりました。
そこで、もう少し質問があるんですけれども、今回、そういうやり方でやりくりしたということですが、まだ年度末までは日数がある程度ありますから、その間に例えば、新型コロナウイルス感染症対策でマスクを購入するなど、そういう方たちが出てくる可能性もあるわけじゃないですか。その分の予算対応はどの科目から出すんですか。
22:
◯小沢(宏)
委員長 井上廃棄物対策
室長。
23:
◯井上廃棄物対策室長 実は、4款2項5目資源回収費ですが、こちらについては対象業者が決まっていまして、その業者の申請ももう全て来ています。それで、全部使い切らなかった分が、今回の減額補正38万7,000円のうちの35万7,000円ということです。あと3万円につきましては、4款2項2目なんですけれども、こちらについては71社の許可業者と、可燃・不燃物の収集業者の分の補助金なんですけれども、許可業者がまだ半分ぐらい申請が来ていませんので、それについては予算を確保してあります。ですから、使う分は取ってあり、もうはっきり使わないと分かったものを今回、減額補正したということです。
24:
◯小沢(宏)
委員長 鈴木委員。
25:
◯鈴木委員 その3万円が、35万7,000円を引いて3万円では分からないんだけれども、恐らく補助対象になる金額がそこにあるけれども、まだ申請が来てないから、取りあえず確保してあるということだと思いますが、それでいいんですよね。
26:
◯小沢(宏)
委員長 井上廃棄物対策
室長。
27:
◯井上廃棄物対策室長 はい。
28:
◯小沢(宏)
委員長 鈴木委員。
大体そこのところは分かりました。あと、増額補正について、女性の職員も増えてきたから女子更衣室が手狭ということで、新たにここで予算を補正して改修するということなんですか。それだけのものなら、本来であれば、新年度の予算に組むべきでありますけれども、新年度ではなくてここへ来て追加で補正予算を出すという理由は何なんですか。
29:
◯小沢(宏)
委員長 有野財政課長。
30:
◯有野財政課長 今回、女性職員の更衣室が手狭ということで改修をして、1つ部屋をつくるということで補正予算を取っています。この財源が新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金になります。これが国の第3次補正予算で新たに追加で配分された分になります。ですので、あくまでも、今まで使ってきたものは精算行為をしましたけれども、新たなものなので、増額補正の財源にして繰越しをかけるとういうような更正を行います。
31:
◯小沢(宏)
委員長 鈴木委員。
32:
◯鈴木委員 大体分かりました。女子更衣室についてですけれども、
環境部もかなり女性職員も増えてきましたが、労働安全衛生面なども含めて、人数に対しての更衣室の面積や、トイレについて、それで充足されることになるんでしょうか。
33:
◯小沢(宏)
委員長 坂本
環境総
室長。
34:
◯坂本
環境総
室長 女性職員が来年度20人、現在17人で、10年前は3人だったんです。更衣室は現在、8平米ぐらいなんです。その中を17人が使うということで、ちょっと密過ぎまして、職場要求も今年度出てきております。女子更衣室を確認してみましたらば、確かに狭いんですよね。それで、これではまずいということで、新たに場所を確保しまして増設をしたいと考えております。トイレはもちろん2階にも3階にもありますので、数は満たしておりますし、更衣室についても、今回の増設をすることによって、労働安全衛生法に触れているとかそういうことはないんですけれども、大分密が解消されることになります。現場へ出る職員が多いため、朝と夕方だけではなくて、着衣も作業服とかいろいろ多く、日中も着替えたりする機会が多いので、今回改修をさせていただきたく、補正予算を計上いたしました。
以上です。
35:
◯小沢(宏)
委員長 鈴木委員。
36:
◯鈴木委員 8平米ぐらいといえば、3メートル掛ける3メートルでも9平米でしょう。非常に狭い中で、補正予算が全部で約90万円ということは40万円弱しか使えないということですよね。それを十分足りるようにするということは、面積を広げるというイメージがあるんだけれども、
環境センター管理棟の1階の裏の出口というか、東側のトイレのところに女子トイレがあるから、あの辺りということでしょう。それだけで20人が満足できるような改修ができるんですか。
37:
◯小沢(宏)
委員長 坂本
環境総
室長。
38:
◯坂本
環境総
室長 1階に書庫がありまして、書庫を少し改良して行うか、2階に渡り廊下があったところがありまして、そちらのほうが一定のスペースが確保できますので、そこを仕切って、1階と2階で職員を分けるという2パターンで詰めていきたいと思っております。
以上です。
39:
◯小沢(宏)
委員長 鈴木委員。
40:
◯鈴木委員 きっと説明を丁寧にしてくれたんだと思いますけれども、場所も分からなくてまだ
選択肢がないのに予算の金額を計上しているのは少し不安に思うんですけれども、大体分かりました。今後、進めてもらうということですから、こちらも注目をしていきたいと思います。
私からの質問は以上で、了承したいと思います。
41:
◯小沢(宏)
委員長 ほかに質疑はありませんか。
山田(弘)委員。
42: ◯山田(弘)委員 今の話ですけれども、私と山田(厚)議員が現地視察に行ったときも指摘させていただいたけれども、20人というのは狭いなと思って、いつ改修するのかと思っていましたが、今回補正予算を計上するということで分かりました。よろしくお願いします。
43:
◯小沢(宏)
委員長 ほかに質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
44:
◯小沢(宏)
委員長 それでは、以上をもって質疑を終結いたします。
これより本案を採決いたします。
本案は当局原案のとおり可決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
45:
◯小沢(宏)
委員長 御異議なしと認めます。
よって、本案は当局原案のとおり可決することに決しました。
以上で、当委員会に付託されました議案の審査を終了いたします。
なお、
委員長報告については正副
委員長に御一任願いたいと思いますが、よろしいでしょうか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
46:
◯小沢(宏)
委員長 御異議がございませんので、そのようにさせていただきます。
御協議を願う事項は以上であります。
それでは、以上をもちまして
環境水道委員会を散会いたします。
午後 2時21分 散 会
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